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ほとんどの動物たちは私たちより早く年をとります。
それは悲しく残念なことではありますが、逆にその子の一生を見守ってあげられるという、
幸せな側面も持っていると言えます。
さて、動物たちも年を取ると、人間同様色々な事が起こります。
それは足腰の衰えだったり、視力の低下だったり・・・。
でも実は、もしかしたらそれは避けられる事かも...ということなら、ぜひ避けたいものですよね。
ではどうやって避けられるでしょう? 私たちは予防医療に力を入れています。 |
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体重、心音、熱、おなか、眼、耳、口、足...診るところはたくさんあります。
元気そうに見えても、実は体は変化しているかもしれないのです。
本人が不調を訴える頃には、もしかしたら病気は進行している可能性があります。
診察される事に慣れるという意味でも、定期検診をしましょう。
高齢になったら、少なくとも半年に一回は診察を受けましょう。 |
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血液検査では、貧血、白血球、血糖値。
尿検査は、色々な病気の早期発見につながることがあります。
糖尿病、腎臓病、尿結石、ホルモンの病気...
3か月に1回は行いましょう。
年を取ったら、甲状腺ホルモンの病気にも注意が必要です。
犬は、甲状腺機能低下症(人でいう橋本病)、猫では甲状腺機能亢進症(人でいうバセドウ病)
が発生する事が少なくありません。
犬での症状は、動きが後慢、太りやすい、よく皮膚病になる、脱毛、四股のふるえなどが見られる事があります。
「年をとったなあ」と思うような症状が多いので、わかりにくいかもしれません。
猫での症状は、活発になり、よく食べ、よく飲水し、一見すると「年をとったのにとても元気」に感じます。
でも、進行するとやせて、毛並みが悪くなり、肝・腎・心臓に障害が出る可能性があります。
ホルモン検査は、血液で出来ます。
血液検査をご希望の方は、10時間以上の絶食状態でお連れ下さい。
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レントゲンは影絵みたいなものです。
わからない事もありますが、意外に情報量はあります。
特に胸のレントゲンはおすすめです。
半年〜1年に1回の検査をおすすめします。 |
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超音波はレントゲンと同時の検査がおすすめです。CTは提携CTセンターにて、麻酔下で当院獣医立ち合いのもと行います。
結果は、診察室の大型スクリーンでお見せしながらご説明致します。 |
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これは一番大事かもしれません。
飼い主さん=家族の目とふれあいが、いつもと違う何かを発見できるのです。
『年だから...』じゃないかもしれない事を見つけてあげましょう。 |
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3か月に1回は行いましょう。 |
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