健康診断で偶然発見された異常 その1

緊急事態宣言も解除され、少しづつ新たな生活が始まります。
当院では引き続き診察室での密を避けるため、直接対話でなく院内でパソコンを使ったリモート対話を継続します。
ご理解をお願いいたします。
 
今回は、ワンちゃんの春のフィラリア予防健康診断を実施していてその中で病気を発見した一例をお伝えします。
 
・トイプードル 雌 6歳4ヶ月
 
一般状態で気になることはやや便がゆるいくらいで、その他は何も症状がありませんでした。
エコーで膀胱を観察しようとした時に、近くに管状の液体貯留を疑う像が認められました。
状況から子宮蓄膿症などの疾患が強く疑われたため摘出することとなりました。
 
子宮蓄膿症は6歳くらいでの発生が多く、発情出血後2-3ヶ月後に
症状(元気食欲低下・陰部からのおりもの・引水量増加・白目の充血など)が出てきます。




 
フィラリア健診は6/30(火)まで行っております。

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